『川』

マクドナルドで昼食を済ませて教室に戻ると、確保しておいた席のまわりに、私の席を半ば取り囲むようにして女子生徒が雑談をしながら弁当を食べており、私はそのまま脇を通り過ぎて前のドアから教室を出て近くのドブ川に向かった。
ドブ川には群れて泳ぐ魚がいて、そこに渡してある小さな橋の上から川を見下ろしながら、魚っていうのは痛覚があるんだろうかなんてぼんやり考えていると、ソバ屋の配達らしいおじさんが私の後ろでバイクを止め、しばらく川を見ていたようだが彼には何も見えなかったらしく、立ち去ってしまった。
それからまたしばらく、こんどはカモが寒そうな様子もなく川に浮いていたので、2日前に食べたカモ鍋を思い出したりして川を眺めていた。
気づくと視界からは魚もカモも消えており、それでも私は一向に構わなかったのだけれど、何を見ているのかと訊ねられたらなんて答えたら良いんだろう。そう気づいて時計をみると午後の授業の時間が迫っていて、小走りに予備校に向かう私のうしろから母親に連れられた子供が「なんにもいない」という声が聞こえた。
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帰りの電車で隣りに座った男子高校生2人組が、車両に女子高生が乗ってくるたびに「右のはやってそう」「あれは意外とやってないかも」「結構やってなかったりして」と楽しそうでもなく、どちらかというとうんざり気味に話していました。
なんの話かなんてのはまぁ推して知るべしなんですが、青いぞ青年。
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今日の日記はなんのコンセプトも見当たりません。
あ、そういえばラブリーベイベーからダーティーでチャーミングなプレゼントを貰いました！

BGM：Sea change(BECK)